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日本政策金融公庫の創業融資の面談のポイント

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日本政策金融公庫の創業融資の面談は、1時間程度で行われます。
起業家にとって、融資の面談は、初めて経験することでしょう。
しかも、創業融資の面談は一発勝負です。
ですので、もちろん緊張するでしょうし、不安や心配は当然あるでしょう。
そこで、面談のポイントをまとめてみました。
事前に確認しておけば、少し余裕をもつことができるのではないでしょうか。

服装は、清潔感のあるものにしましょう

服装は、無難にスーツをオススメします。
スーツでなくてもいいのですが、清潔感のある服装をしましょう。
それと、個人の趣味の強すぎるものは避けた方がいいでしょう。

質問されたことだけ、答えましょう

面談は、担当者が質問して、それに回答していくという流れで進みます。
ですので、自分から余計なことを話す必要はありません!
担当者から聞かれたことに、端的に答えましょう。
ポイントだけ答えればいいのです。長々と話す必要はありません。

創業計画書と違ったことを言わない

担当者は、申込のときに提出された創業計画書をベースに質問します。
ですので、答えが創業計画書と全然違ったことを言うと、担当者は「創業計画書に書いてあるのは、いったい何なの?」となります。そうなると、信用がなくなってしまいますよね。
創業計画書を見ながら答えても構いませんので、創業計画書と一致した内容の回答をしましょう。

専門用語は、できるだけ使わない

商品・サービスの内容やビジネスモデルの説明では、専門用語をできるだけ使わないようにしましょう。
担当者は、その業種の専門家ではありませんから、専門用語を連発されても困ってしまいます。
専門用語を使う場合は、「○○というのは、こういう意味です」と最初に伝えるとわかりやすいです。
中学生にもわかるぐらいのレベルで、わかりやすく丁寧に説明しましょう。

絶対に嘘をつかない

創業融資の面談では、あまり答えたくないことを聞かれることがあります。
ですが、絶対にウソをついてはいけません。
信用できない人と判断されれば、融資を受けることはできません。
日本政策金融公庫の担当者は、たくさんの起業家の創業融資の面談をしてきています。ですので、ウソをついてもばれるものだと考えましょう。

あまり答えたくないことでも、正直に答えなければなりません。そのうえで、理由や今後の対応などを説明しましょう。
また、わかりにくい質問であれば、適当にごまかすのではなく、「わかりません。確認して、後日連絡します。」と答えましょう。

カードローン・キャッシングを隠さない

クレジットカードローン・キャッシングなどの残高がある場合、創業融資の審査ではマイナスの評価になります。
ですので、カードローンの事実を伝えたくない気持ちはわかります。
ですが、日本政策金融公庫は、申込者の信用情報をチェックしています。隠したとしてもカードローンの残高は把握しています。

カードローンの事実を隠してしまうと、「浪費癖がある」「創業融資をカードローンの返済に流用されるおそれがある」と評価されてしまいます。
ですので、カードローンについて隠さずに伝えて、借入れの理由と返済計画を説明しましょう。

絶対に怒らない

担当者の質問の中には、厳しい内容のものやプライベートに踏み込んだものもあるかもしれません。
しかし、絶対に怒ってはいけません。面談では、起業家の「人間性」が評価されているのです。
そもそも担当者を「敵」と考えてはいけません。
担当者は、できるだけ融資を通したいのです。融資を通すためには、上司の承認が必要なので、上司の厳しい指摘に対応できるように、色々と質問しているのです。

忘れ物は、ないように

融資の申し込みの後に、面談の当日に持ってくる資料が通知されます。
求められた資料は、忘れないようにしましょう。
忘れてしまうと、後日の提出ということになり、その分、融資の審査が伸びてしまいます。
何より、忘れ物があると、印象も良くないですよね。

まとめ

創業融資の面談は、ほとんどの方が初めての経験です。しかも一発勝負です。
ですので、どれだけ対策をしても、緊張するのはしょうがないことです。
ですが、緊張してしまって、上手く伝えることができなかったために、失敗してしまったというのでは、悔いが残りますよね。
そこで、専門家に同席してもらう、というのも有効な方法です。
もちろん、面談の主役は起業家ですので、専門家が主体的に回答するということはありません。
ですが、「質問の意図がわからない」「うまく伝えることができない」といったような場合に、専門家が間に入って、コミュニケーションを円滑にすることができます。
何かあったときに、フォローが入るということがわかれば、心理的にかなり楽ですよね。
実際、私が同席したお客様からは、「おかげでリラックスして面談することができました」というとても嬉しい言葉を頂いております!
後悔しないためにも、できる限りのことは、やっておきたいものですね。

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石水 克一

石水 克一

大阪市中央区本町の日本政策金融公庫の創業融資に強い税理士です。 起業家支援に特化した代表税理士が担当者となり、お客様の近くに寄りそって、しっかりと経営サポートをします!
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